- いっぱん
- I
いっぱん【一半】二分したものの一方。 なかば。 また, 一部分。II
「責任の~はこちらにもある」
いっぱん【一斑】〔豹(ヒヨウ)の皮の一つのまだらの意から〕一部分。「考えの~を述べたにすぎない」
~を見て全豹(ゼンピヨウ)を卜(ボク)す〔晋書(王献之伝)〕物事の一部を見てその全体をおしはかることをいう。IIIいっぱん【一般】(1)いろいろの事物・場合に広く認められ, 成り立つこと。 特別でないこと。 普遍。⇔ 特殊(ア)普通であること。 通常。「~の家庭」(イ)普通の人々。 世間。 「~に公開する」「~の受付を始める」(ウ)基本的・概括的なこと。 全般にわたること。 「~教養」「~論」
(2)同一であること。 同様であること。「恰も兵士が検閲式に列する時と~なり/八十日間世界一周(忠之助)」
〔(1)は明治以後の用法〕IVいっぱん【一飯】(1)一度の食事。 一食。「一宿~」
(2)一椀(ワン)の飯。~の恩〔史記(范雎伝)〕ひと椀の飯を恵まれた恩。 わずかな恩。 少しの恵み。 一飯の徳も必ず償う。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.